お悔やみ状

ルールがある

冠婚葬祭に関してはある程度のルールがあるため、そこから外れすぎない事が望まれます。
お悔みについては、訃報があり次第すぐにメールで送るのがスタンダードになりつつあります。
予測できないことについては準備ができませんので、メールでまずは気持ちを伝えることは決して失礼なことではありません。

日本の場合、正式な文書は手書きで送るのがマナーとされてきました。
今はお悔みメールは一般的になりつつありますが、それでも年代によっては非礼、非常識だと捉える可能性があります。
ケースに合わせて、妥当と思えるやり方で行う事が何よりなのです。

マナーとしては、メールでのお悔みの場合は長くなりすぎないことが重要です。
タイトルも通り一遍にせず、スパムで無い事を明確にできる様、自分自身であることがわかる様なものにすることで相手も開封しやすくなります。

薄墨

宗教によってマナーは異なります。
そうした煩雑を避けるために、宗教に寄らない方法が選択されるケースが増えています。

全員が仏教徒とは限らないため、御香典にしても、霊前・仏前などルールに縛られない方法が望ましいのです。
ただし、日本人が共有する常識というものがあることもまた事実ですので、忌中は薄墨で手紙を書くことが肝要です。

何故薄墨にするのかは諸説ありますが、急な事なので墨をしっかりする暇がなかったという説や、悲しみのあまり涙で墨が薄まってしまったという説があります。

いずれにせよ、忌中は薄墨で忌明けは黒墨という共有の情報は尊重した方が良いでしょう。

句読点

使わない方が良い文字は避け、句読点は省きます。

句読点を省く理由は諸説ありますが、もともとが筆で縦書きをしていたため、句読点は使われていなかったという説や、儀の流れが途切れる事の無いように句読点を点けないという説があります。
また、一般の手紙と異なり、行の頭を揃えます。

しかしながら、メールの場合はその限りではありません。
必ずしもそのルールを無視したからと言って非礼ではなくなってきています。

封筒と切手

切手
封筒にもルールがあります。
日本の場合、悲しみが重なることを嫌い、2という数字を避ける傾向にあります。
そのため、通常の封じ目が二重になっているものは避け、白で一重のものを使います。

一般的にはビジネスシーンでは葉書で送るのが一般的です。
印字の場合は黒で問題はありません。

官製はがきの場合切手を貼りませんが、できれば葉書に切手を貼って送るのが望ましいでしょう。
切手のデザインは派手なものは避け、大人しいものにすることが肝要です。

特に忌事用の切手にする必要はありませんが、仏像のデザインの切手を使うことで心づかいは伝わるでしょう。
しかしながら、仏教徒でない可能性もありますので、必ずしもベストとは限りません。