じゃあ電子化のデメリットはないの?
電子化にもデメリットは存在します
これまで、電子化のメリットばかりをクローズアップしてきましたが、
人が作り上げたものである以上「多かれ少なかれデメリットがあるのが特徴」です。
メリットはもちろんですが、使用する以上はデメリットも意識して使用しないと「後からトラブルがおきてしまう」ということになりかねませんので、注意しましょう。
では、どういったデメリットがあるのかについてみていきたいと思います。
ネット上のものであることを理解する
クラウドサービスは、あくまでインターネット上のものを利用して行うものだということを頭に入れておかなければなりません。
つまり、どんなときでも万全なものではないということです。
たとえば、もしかすると突然「データが消えてしまう」ということがあるかもしれません。
これはクラウドサービス側のトラブルですが、何かの拍子に大切なデータが壊れてしまうという可能性は十分にあります。そして、そのデータというのは復旧することが難しい場合が多いです。
仮にそれを保障してもらったところで、データが消えてしまった事実というのは消すことができません。
もちろん、提供する側も万全を期していますのでデータの損失はめったにあることではないでしょうが、それでもデータが消えてしまう可能性は否定できないので、バックアップをたくさんとっておくことが大事です。
データ化したデータのほかに、原本をきちんととっておくなどの工夫をしたいですね。
クラウドサービスはとても便利なものですが、その便利さを過信しないこと、常に「万が一」のことを考えておくことはとても大切なことになります。
「万が一」をかんがえて行動していくことは損にはなりませんので、利用する側も二重三重のバックアップを考えておくといいでしょう。
突然サービスが終わることも
クラウドサービスは、ある日突然サービスが終了してしまうかもしれないものです。
もしかすると、近日中に「もう使えません」などという事態に発展する可能性がありますので注意しましょう。
たいていのところは、きちんと「この日から使えなくなります」という注意書きをしてくれるでしょうが、書いてくれないところも少なからずあります。
いつサービスが終わってもいいようにしておく必要あるでしょう。
ネット上のものを利用して管理していく以上、ネットは危ういものであるということも頭に入れておきたいもの。これは、使う側の意識が大きくかかわることなので注意しましょう。